いぼは癌になることもある注意
いぼ治療で知っておいてほしいことの1つに、いぼが実は癌になることもあるということです。子宮癌のうち、子宮頸癌の原因の1つとして、ある種のいぼのウイルスであるHPV16型が感染して起こる可能性が注目されています。
皮膚癌の中で、昔から、疣贅状表皮発育異常症(ゆうぜいじょうひょうひはついくいじょうしょう)という、非常に珍しい皮膚病の患者にできるのがウイルス感染で起こるらしいと考えられていました。しかし、今ではHPV5型をはじめとする特定のHPV型が原因であることがわかっており、これとは別に、外陰部や指にできる皮膚癌から子宮頸癌と同じ種類のHPVが見つかることが、最近になってわかりました。
そのため、子宮頸癌を起こすHPV16型などが、外陰部や指にも感染して癌の原因になっているのではないかと考えられているわけです。
子宮頸癌や、ある種の皮膚癌がHPVで起こる可能性がわかってきました。HPVには多くの型があり、子宮頸癌がHPV16型、疣贅状表皮発育異常症で生じる皮膚癌がHPV5型など、癌を起こしやすいHPVの型が決まっているようです。これらは、普通のいぼとはまったく型のHPVが原因です。そのため、普通のいぼが癌になるとは通常、考えられません。
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